色物ではない独自のスタイル - 小西真奈美 / Here We Go
小西真奈美「Here We Go」Music Video Short Ver.
今回紹介するアルバムは、小西真奈美のHere We Go。女優がラップ?どうせ色物でしょ。と思ったら大間違い。女優で培った表現力と独自のフロー。全曲本人作詞作曲、サウンドプロデュースにはKick the can CrewのKREVA というガチ度合い。一度聞いてみればトリコになること間違いなし!
小西真奈美とは?
小西真奈美は今更説明するまでもない日本の女優。こにたん。NHKの朝ドラの名作「ちゅらさん」の出演や香川県のうどんをテーマにした「UDON」などに出演。バライティでは「ココリコミラクルタイプ」に出演し、抜群の表現力芸人さんたちに混ざっても劣らない面白さを発揮(流石女優さん!)。「猟奇的な彼女」など名コント多し。
2016年には自身が出演した音楽劇の劇中歌、KREVAのトランキライザーをカバーし本人名義でのアーティストデビューを果たしている。
今回のアルバムを発表した経緯についてbpm(AbemaTV)のインタビューに答えている。動画後半にはスタジオライブ映像も含まれているが、このパフォーマンスが最高。アーティストとしてもポテンシャルの高さを十二分に感じる。
【女優・小西真奈美が初登場】KREVAも絶賛!メジャーデビューで挑戦したRAPに目覚めた理由とは|『bpm』#101 毎週土曜よる9時放送中・続きはAbemaビデオでフル公開中
おすすめ曲
1曲目、Here We Go 。不穏なビートと囁くようなフロー。小西真奈美が感じる現代への想いが吐き出される。Hookはセクシーでメロディアスな声で耳を持っていかれる。
2曲目 最後の花火。1曲目とは対照的に明るめのトラックに女の子の気持ちを歌ったリリック。見た目もそうだが、声もあどけなく感じてなんだかエモい。夏が終わって行く。今年40歳とか本当に信じられない…!3曲目 Change My MindではKREVAもラッパーとして参加。1,2曲目とも少し違う声色で表現力の高さを感じさせる1曲。KREVAとの絡みも最高。
7曲目 The Way はシティポップ感あるトラック+美声。そのまま最後のまたここで逢える。メロディアスなHook + 1曲目で見せたポエトリーリーディング的なラップでアルバムは終わる。
全8曲のアルバムだが、1曲ごとに色が違い実に多彩な1枚となっている。最初に小西真奈美が「ヒップホップアルバムを出す」と聞いた時、ネタ的な感じだと勝手に思っていたが完全に良い意味で裏切られた1枚。ライブも見てみたいし近いうちに2枚目を出してほしいと思える良アルバムでした。
以上、今日は小西真奈美のアルバム Here We Go の紹介でした。
ではまた!
最高にFunkyなヒップホップ - 韻シスト / IN-FINITY
今回紹介するアルバムは、いつの間にやら結成20年。レペゼン大阪生音ヒップホップバンド、韻シストの8枚目のアルバム「IN-FINITY」をご紹介。
韻シストとは?
韻シストい1998年に大阪で決済された生音バンド + HIPHOPの最高にファンキーなバンド。BASIとサッコンの2MCと、韻シストバンドとしてCHARAなどのバックバンドもこなすSHYOU(Bass),TAKU(Guitar + sampler),TAROW-ONE(Drums)の5人組。
日本の生音ヒップホップバンドとして、常に最高傑作を世に発信し続け、時代を牽引しているレジェンド。
最近では「STUDIO韻シスト」と称し、数々のビッグゲストとセッションを行うYoutubeチャンネルも開設。フリースタイルから生まれた数々の名曲を生み出している。
おすすめ曲
1曲目、時代 。結成から常に最前線を走り続けてきた韻シストが歌うにふさわしい1曲。僕が初めて韻シストを聞いたのは2005年に発売の「Globalスピーカー」。現在とはメンバーも数名変わっているが、この頃からジャパニーズオリジナル生音ヒップホップを追求し続けている韻シストだからこそ説得力のあるリリック。
続いて2曲目 Don't Worry。冒頭に貼ったMVをぜひチェック。甘酸っぱい青春感漂うリリックと、シンガロングできるHook。切なげなSYOUHのボーカルとTAKUのギター。実際ライブで聴いた時も、当然全員で合唱。
3曲目は韻シストお得意のグルービーなチューン 踊るTonight。
韻シスト「踊るtonight」MUSIC VIDEO(FULL VERSION)
ひたすらお酒を飲みながら横に縦にゆらゆらし続けられる1曲。
アルバム真ん中7曲めの とまらない。結成20周年ながら、常に新しい一面を見せてくれる韻シストの意思表明とも取れるリリック。このマインドが20年近く僕たちを揺らし続ける根幹。
その韻シストの20年という大きな区切りにふさわしい一枚なのでぜひcheckしてみてほしい。
かれこれ10年以上韻シストのことをライブで観ているけど、いつ観てもFreshなステージで踊らし、揺らし、笑わし、飲まし、たまに泣かし、そして楽しませてくれる韻シスト。ライブも大阪と東京で主催のイベント、NeighborFoodを開催しているのでぜひチェックを。とてもアットホームかつゲストも豪華。2018年12月は大注目ラッパーの唾奇。これは行くしかない。
メンバーのその他の音楽活動
BASI
BASIはソロ活動も積極的に行なっている。オリジナルや田我流などへのトラック提供で有名なEVIS BEATSとの1曲もとても最高。
韻シストバンド
2MCを除いた楽器隊 = 韻シストバンド。アルバムを出しているがこれがまたファンキーで最高。ライブ活動も結構積極的にやっているので、楽しくお酒を飲みたいなら行くべし。
以上、今日は韻シストのアルバム IN-FINITY の紹介でした。
ではまた!
複雑なのにポップ - JYOCHO / 互いの宇宙 e.p
JYOCHO『pure circle』(Official Music Video)
今回紹介するアルバムは、ex.宇宙コンビニのスーパーギタリスト だいじろーを中心に結成されたJYOCHO(じょうちょ)をのe.pをご紹介。
JYOCHOとは?
JYOCHOは2016年に京都で結成されたバンド。宇宙コンビニ時代から高速タッピングで観客を魅了していた だいじろーを中心に結成。いつ聴いてもすごいなーと思うのは、めちゃめちゃ複雑なフレーズだったりリズムで構築されている楽曲なのに、聴くと頭にすっと入ってきて、体全身でノれるところ。この一言で片付けちゃうとなんだかあれだけど本当に天才。他のバンドメンバーも色々なバンドで活躍するツワモノ揃い。2018年12月に初のフルアルバム「美しい終末サイクル」のリリースが決定しており、全国ワンマンツアーも予定されている今一番注目されている実力派マスロックバンド。
おすすめ曲
1曲目はアルバム名にもなっているタイトル曲 互いの宇宙.綺麗なギターのアルペジオとシンセサイザー。細かく動くドラム。歌と楽器隊のバランスが相変わらず素晴らしい。
2曲目 pure circle.ポストロック感のあるイントロから激しくなるリズム + フルート。そこに猫田ねたこの伸びやかなボーカル。この時点で最高なのだがAメロでは複雑なビートにギターのタッピング→ベースのタッピングと、さらっとテクニカルな掛け合いの嵐。そんなことをやりながらも、きちんとボーカルが目立っている。どうしたらこんな曲作れるんだろう・・・
メンバーのその他の音楽活動
だいじろー:宇宙コンビニ
宇宙コンビニは3人組マスロックバンド。初めてライブを見たとき、まじでギターがやばすぎて笑いが止まらなかったのを思い出します。8films~tobiraのギターが好きすぎて。女性ボーカルバンドですがインストの曲もあったりといろんな曲を楽しめるバンドです。
猫田ねたこ:helotrope
SZKNのベース、my name isのドラムとの3人組ピアノロックバンド。大きな文字が降ってきて が本当に名曲すぎて泣けます。
shindee:LOW-PASS、空きっ腹に酒
京都発ポストロックバンドLOW-PASS。ギターが歌ってるし、聴いてると楽しい気分になれる曲が多い。爽やか。
LOW-PASSlive/landscape 2010.11.12 fri at京都WHOOPEE'S fago.sepia JAPAN TOUR 2010
今日はJYOCHOのe.p 互いの宇宙 の紹介でした。
ではまた!
[脱初心者のための集中特訓] タッピング・ギターの法則(CD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
- 作者: 成瀬正樹
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック・エンタテイメント
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: ムック
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過去の名曲のアコースティックアレンジ - The Naked And Famous / A Still Heart
The Naked And Famous - No Way (Stripped) [Audio]
今回紹介するアルバムは、ニュージーランド出身のエレクトロ + ポップ + ロックなバンド The Naked And Famousのセルフアコースティックカバーアルバム「A Still Heart」を紹介。
The Naked And Famousとは?
The Naked And Famous(ザ・ネイキッド・アンド・フェイマス)はニュージーランド出身の5人組バンド。過去にフジロックにも出演しており、日本でも人気がある。ボーカルのAlisa Xayalithの吸い込まれそうになる美しい声と、バンドの浮遊感あるエレクトロなデジタル + ロックなサウンドも特徴的。
おすすめ曲
1曲目、アルバムタイトルにもなっている新曲 A Still Heart.綺麗なアルペジオから始まるこの曲はギターとシンセサイザーとボーカルのみで最後まで進んで行く。ドリーミーという言葉がぴったりのこの曲でアルバムはスタート。
2曲目、Punching In A Dream.原曲は4つうち、印象的なシンセ、歪んだギターでライブでもめちゃめちゃ盛り上がる1曲。
The Naked And Famous - 02 - Punching In A Dream (MELT! 2011)
それを本アルバムのカバーではシンセ + ボーカルのみとめちゃくちゃシンプルに再構築。最高のボーカルと最高のシンセで、ふわふわした世界にTripできる。
Punching in a Dream (Live at the Moroccan Lounge, Los Angeles, 2018)
9曲目にはMassive Attackのカバー曲TearDrop.こちらもギターとシンセ、ボーカルで綺麗にまとめられている。
夜寝る前に聴いたら最高の睡眠が取れそうな癒しのアルバム。
普通のバンドセットだったらFujiRockで見たいなー、という感じだがこのアルバムでのツアーとかであれば朝霧の夜に椅子に座ってまったり聴きながら眠りにつきたいなという気持ち。
今日はThe Naked And Famousのアコースティックアルバム A Still Heart の紹介でした。
ではまた!
秋に聴きたい!まったりアコースティックなプレイリスト紹介
みなさんこんにちは。mashです。
今回はいつものような1日1枚のCD紹介ではなく、僕が選んだ「秋に聴きたいまったりアコースティック」なプレイリストをご紹介しようと思います。
Apple Musicは良くも悪くも約50,000曲が聴き放題なので、自分が好みのアーティストを探すのが少し大変だったりしますよね・・・?ですので、今回は実験的にテーマに合わせて僕が好みの楽曲をプレイリスト化してご紹介します。
今回はなんだか街が秋めいてきたので「秋に聴きたい!まったりアコースティックなプレイリスト」を作成しました!
もちろん全曲Apple Musicで聴くことが出来ますよ!iPhoneなどで以下に紹介するリンクをクリックしていただくとプレイリストが自動的に読み込まれます。
通信料なんか気にしない!というギガモンスターなあなたはそのまますぐに曲名をクリック。僕のような1ヶ月の通信料をちまちまやりくりしている方は、Wifiが繋がる場所でダウンロードしてから聴いてみて下さいね♪
プレイリストダウンロード
こんな方におすすめ😃
とにかく癒されたい / 休日に家で流すプレイリストを探している / アコースティックな曲が好きだ
↓こちら↓をクリックしてまずは端末にダウンロードして下さい。
ダウンロードした曲を聴きながら以下の曲紹介を読むとより楽しめます!
掲載曲紹介
Deadwood / Predawn
2018年にデビュー10周年を迎えるPredawn(プリドーン)は清水美和子のソロプロジェクト。綺麗なアコースティックギターのアルペジオと耳に心地いい英詞が気持ちいいDeadwood。ライブでのMCも喋るの好きじゃないけど頑張ってる感が可愛い。
人魚姫 / 安藤裕子
力強い声で歌う安藤裕子 aka ねえやん。ライブでのステージ上のギリギリを綱渡りしている感じがとても魅力的。絶妙なバランスで見るものを惹きつける。人魚姫はNHKテレビ・ドラマ「全力離婚相談」の主題歌でもあったので聴いたことがある人も多いかも。
読書 / 宮内優里 (feat. 星野源 )
生楽器と打ち込みを絶妙なバランスで表現している宮内優里。もはや説明不要の星野源とコラボレーション。「読書」では自分が曲の主人公になったかのような錯覚も覚えるほど曲に引き込まれる。優しいトラックと星野源の歌は極上の癒し。曲名通り、自分が読書のこの曲が収録されている「ワーキングホリデー」では他にも原田知世など多くのアーティストを迎えている。もちろん「ワーキングホリデー」もApple Musicで聴けるのでこのエレクトロな楽曲に興味があれば他の曲も聴いていただきたい。
ぼくのお日さま / ハンバートハンバート
佐藤 良成と佐野 遊穂による夫婦デュオ。誰もが聴いたことがあるアセロラ体操のCMソングはハンバートハンバートによるもの。ポップで遊び心のある曲から「ぼくのお日さま」のような胸にグサッと刺さる曲まで歌われる楽曲まで幅広い守備範囲で聴くものを魅了する。
No Plans / Jason Mraz
アコースティックからレゲエ、ヒップホップ、サーフミュージックなど色々なジャンルを感じさせるジェイソンムラーズ。No Plansはとってもピュアなラブソング。
WOLF / SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
大人気JAMバンド。スペシャルアザース(スペアザ)のアコースティックセットの曲が収録されているアルバムより「WOLF」を紹介。アコギ、ピアニカ、トライアングル、ハンドクラップの絡みが癒されるようでテンションも上がっていく不思議な曲。キャンプで焚き火を囲いながら聴くのも良さそうです。
べつに(Album Edit) / 関取花
終電間際に現れるいちゃついたカップルへの僻みを歌った「べつに」。僻みの曲なのにとてもポップでなんだか笑ってしまいそうになる。今度駅でいちゃついているカップルを見ても「ふふ」っと笑い飛ばせそう。
デイ・ドリーム・ビリーバー / 羊毛とおはな
多くのアーティストがカバーするThe Monkeesの名曲 「Daydream Believer」。日本では忌野清志郎率いるThe Timersのカバーが有名ですね。あとはセブンイレブンでずっと流れてる。羊毛とおはなのカバーはアコースティック + ボーカルのシンプルなスタイルで、ボーカルの千葉はなの良さがより際立っている。2015年に亡くなられてしまったため、ライブで聴くことはできないが、CDでも十分に羊毛とおはなの良さが伝わってくる。
湘南が遠くなっていく / 七尾旅人
毎年各地のフェスでステージを盛り上げている七尾旅人。ライブでは、独特の世界観や観客を巻き込んだステージングで見たものを魅了している。「湘南が遠くなっていく」は湘南をテーマにしたラブソング。頭に残るアルペジオと波音のサンプリングが心地いい。
サヨナラCOLOR / SUPER BUTTER DOG
2008年に解散したスーパーバタードッグの名曲。竹中直人がこの曲にインスピレーションを受けて同名の映画も製作されている。
居心地がいいけどなんだかちょっと違和感がある。そんな気持ちを隠し続けて一緒に居続けるのか、一歩勇気を出して本当の自分であるためにその場からサヨナラするか。人生の分岐点や別れの時によく聴いてます。
本日は「秋に聴きたい!まったりアコースティック」な10曲ご紹介しました。
平成最後の秋を楽しんでいきましょー!
日曜に1日中まったりchill - BIM / The Beam
今回紹介するアルバムは人気ヒップホップグループ、THE OTOGIBANASHI'SのMC BIMの1stソロアルバム「The Beam」をご紹介。
BIMとは?
THE OTOGIBANASHI'S(オトギバナシズ)のMCやクリエイティブチームCreativeDrugStoreの中心人物として活躍するBIM(ビム)。THE OTOGIBANASHI'Sは、きゃりーぱみゅぱみゅもファンだと公言していたり、FUJI ROCKや海外フェスへの出演などシーンを湧かせている。落ち着いた感じで、ヘッドホン越しに直接語りかけてくるような声とフローが心地良い。
おすすめ曲
1曲目はアルバムの始まりを知らせる Power ON 。隣人に怒られている風の声もサンプリング。少し不穏な空気も感じられつつドキドキ。口笛が聞こえたと思ったら始まる2曲目 Bonita。The OTOGIBANASHI'Sは不穏なイメージの曲が多い気がしているので、少し意外な感じ。POPかつアーバンなトラックにBIMのラップ。リリックも少しセンチメンタル。
3曲目はこのアルバム唯一の客演。BIMとPUNPEEの心地よいフローで3曲目にしてかなりまったりChillモード。そのまままったり、晴れた日の昼下がりから夕方のような空気感でアルバムは進んでいき8曲目のStarlight Travel。この曲は都会の夜のイメージで聴き進めていくとこの曲でいつもハッとする。
リリックに関しては、インタビューなどで語っている通りかなり等身大。リアリティのある歌詞で曲のイメージが膨らむ。
トラックは国内外から多くのトラックメーカーが参加しており、これについてはBIM自身が「最初は自分でやろうと思ったら、それだと暗くなりすぎて」と語っている。その言葉通り「暗い」といったイメージはこのアルバムからはほぼ感じず、全編通して等身大でchillな曲が多く、家でまったり聴くのがとてもハマるアルバムとなっていた。
メンバーのその他の音楽活動
THE OTOGIBANASHI'S
2013年にアルバム「toybox」でデビューした東京発の3MC THE OTOGIBANASHI'S。
2枚のアルバムを出しており、業界人からストリートのキッズまで多くのファンがいるヒップホップグループである。
今日はBIMの1stアルバム The Beam の紹介でした。
ではまた!
アイドルではない。高いスキル、最高のフローのラップデュオ - chelmico / Power
今回紹介するアルバムは2018年にメジャーデビューも果たした女性2人組ラップデュオ chelmico(チェルミコ)のメジャーデビューアルバム「Power」。
chelmicoとは?
chelmicoは2014年の「シブカル祭」に出演するために結成されたRachel(レイチェル)と鈴木 真海子(すずき まみこ)の2人組。Rachelの緩やかなところから早いラップまで使い分ける流れるようなフローと、Mamikoのすっと耳に入ってくる声が心地いい。トラックもかっこいいものから緩やかなものまで、どんなトラックであっても聴けば「chelmicoだな」とわかるキャラ立ち具合、どの曲のHookもものすごくポップで思わず口ずさんでしまう。2018HipHopシーンを湧かせている要チェックアーティストである。
おすすめ曲
「今日も朝ごはん、いっぱい食べてきた。chelmico,Power!」というなかやまきんに君のサンプリングで始まる「Power」。1曲目の軽快なインスト~ゴッドタンのエンディングにもなった「Player」。冒頭に貼り付けたMVは多くのアーティストのMVを製作している加藤マニが監督。ゲームの中のキャラとして騒ぎまくっていてとても可愛い。この曲のRachelのフローが最高すぎて何回でも聞きたい。
そのまま3曲目、パーティー感があっておめでたい感じの「OK Cherrs!」。ライブで一緒にシンガロングしたい。ノレる。
アルバムの最後には1stアルバムにも入っていた「Love is Over」の1up versionも収録れている。
Youtubeのluteチャンネルで公開されている2016年のバンドセットでのLove is Overも最高なのでぜひチェックしてほしい。Rachelの声本当に好き。そして2人とも楽しそうすぎるし可愛すぎる・・・!
lute live:chelmico「Love Is Over」
メンバーのその他の音楽活動
Rachel
Tokyo Health Club(THC)のメンバーで、THCやJUBBA DA FOOTBALL CLLUBなども所属しているOMAKE CLUBのオーナーのTSUBAMEのソロアルバムにフレンズのおかもとえみと参加している。神泉系を自称しているフレンズがいるかからはわからないが、とてもアーバンなトラック。
TSUBAME「GOOD NIGHT feat. おかもとえみ & RACHEL」
鈴木真海子
ソロでEPも発表するなど、ソロ活動にも精力的。
こちらもTHCのSIKK-Oと数々のアーティストに最高のトラックを提供しているSTUTSとEPを発表している。夏を感じさせるトラックに少し気だるい2人のフロー。最高の夏Chillソング。
STUTS×SIKK-O×鈴木真海子 - Summer Situation (Official Music Video)
今日は今乗りに乗っているchelmicoの紹介でした。
ではまた!