日々のいろどり ~日々の生活を鮮やかにするアーティストを1日1組紹介~

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テクニカルなベースと透明感 - Elephant Gym / 角度

ELEPHANT GYM / 角度


大象體操ElephantGym _ 春雨Spring Rain【LIVE Video】

 

台湾のマスロックバンド、Elephant Gym(大象體操)。りんご音楽祭 2018でのライブパフォーマンスの評価も高かった実力派バンドの1stアルバムを紹介。

 

Angle

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  • エレファントジム
  • オルタナティブ
  • ¥1700

Elephant Gymとは?

台湾の高雄出身のポストロック/マスロックバンド。メンバーは張凱翔(テル)、<Guitar, Piano, Synthesizer>と張凱婷(ティフ)<Bass/Vo>の兄妹 + 涂嘉欽(トゥ)<Drums, Percussion>の3人組。特徴的なベースのタッピングやメロディ、複雑な展開、透き通った張凱婷のボーカル。クリーンな張凱翔のギター。心地いい涂嘉欽のドラミング。パフォーマンスも激しく見るものを魅了する。
facebookで2018年 11/27に名古屋、11/28に大阪11/30に東京の新譜リリースツアーが発表されているのでこの機会にぜひ1stアルバムを聴いたのち、ライブをチェックしていただきたい。

おすすめ曲

#1の夜洋風景。3人の心地いい絡みの上に伸びやかなボーカル。晴れた外の日で聴いたら心地好さそう。マスロックなのでもちろん変拍子なのだが、なぜかすっと体に入ってくるリズム。

冒頭に貼り付けたYoutubeの#12 Spring rain。軽快なリズムで始まるこの曲でもベースの張凱婷のタッピングを見ることができる。Elephant Gymが面白いなーと思うのは、基本的にベースがメロディーを担っていること。それでもスカスカになりすぎることなく絶妙なバランスで3人が存在している。

タッピング

Elephant Gymというバンドを特徴ずけている張凱婷のベースタッピング。Fingerという曲では文字通りひたすらタッピングしている。時折歌いながら楽しそうにベースを弾いている。初めて生でパフォーマンスを見たときに圧倒された。toeはよくドラムの柏倉さんのドラムが歌っていると言われるが、Elephant Gymはベースが歌っている。


大象體操ElephantGym _ FINGER & 中途Midway【Live on Megaport Festival】

また、先日のりんご音楽祭 2018ではMCで日本に災害が多く発生したことに対して日本語でコメントするなど日本愛をすごく感じることができるバンドである。

新曲

2018年10月から始まるワールドツアーは以下音源のリリースツアー。先述した通り、11月には日本でも東名阪でもライブが開催される予定のようだ。


大象體操ElephantGym _ 水底Underwater【Official Music Video】

りんご音楽祭でも披露されていたこの曲は、最初はタイトルの通り水底にいるような穏やかだが、なにか不安になるようなメロディー。しかし途中から体の中の感情が一気に爆発するように暴れ出す楽器隊。ライブでの盛り上がりもめちゃめちゃ良いこの曲を、また日本で聞けることを楽しみにしている。

 

今日はElephant Gymの紹介でした。
ではまた!

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